この記事でわかるコト
「パスピエ 売れない」と検索する人が「なぜ」いるのか、各種SNSから拾った理由を大きく2つにまとめました。
(私自身は昔も今も変わらず好きなバンドです!)
と同時に、「売れてないバンドなのかな?聞かなくていっか…」と、聞く前に判断してしまってる人におすすめしたい人気曲を7曲ご紹介しています。
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パスピエが売れない2つの理由
パスピエが売れない理由は、SNSの投稿を見ると大きく2つありそうです。
といった声がいくつかありました。
パスピエが売れない理由①:音楽性が高度で大衆ウケしない
パスピエの世界観が世に受けない
— 妖怪おぢたん 🐣🍜 (@guchan_san) April 29, 2022
受け取る側の問題と思ってる
理解しづらいんだろうなって
y●asobiとか音楽が理解しやすいから受け入れられるんちゃうかなって友達と話してた(決してどちらのバンドのdisではない)
この時間で研究室同室の人がいなくなったのでKing Gnuの新譜をスピーカーに切り替えて3周目。一通りの教養を積んだ人たちの音楽だよなぁ。ペンタトニックで殴られるよりはこっちの方が落ち着きます。なぜパスピエがこのポジションに来なかったは、まぁ癖が強すぎたんでしょうね…
— ベイビー.A (@KTR61) January 15, 2020
アーティストなら前からずっとパスピエを皆に推したいんだけど、声も曲もやや癖があるから好き嫌い分かれそうだしなかなか推しにいけない
— 回文ジョニー (@imokenp117) June 1, 2018
簡単にまとめると
- 世界観がウケない
- 曲の癖が強すぎた
- 周りの人にパスピエを推したいけど好き嫌い分かれそうだから推すに推せない
といった声が見られ、不協和音や転調がよく使われたり、Aメロ→Bメロ→サビのようなオーソドックスな流れに囚われない自由な構成が「むしろ聴きにくい」という人もいるかもしれません。
ただ、
パスピエめっちゃ癖になるな
— yuta (@n650yuta) January 12, 2022
無限に聴ける
パスピエの気持ち悪すぎる転調が好き
— わいりく²ⁿ⁻¹ (@yrikrik) January 6, 2023
2022年のベストアルバムを聞かれたら、パスピエの「ukabubaku」を挙げると思う。
— ラ。@ラウール (@raul_2525) January 20, 2023
捨て曲が一切ないんだけど、しいて選ぶならこの曲。
リズムが複雑すぎて意味がわからんけど、聞けば聞くほど沼にはまる。
パスピエ – かはたれ時にhttps://t.co/gw2VygOYwr
「無限に聴けちゃう」「転調が好き」「複雑すぎて意味わからんけど、聞けば聞くほど沼る」といったパスピエ沼にハマるファンもいらっしゃるので、売れないことに疑問を持つ人もいるでしょう。
パスピエが売れない理由②:女性ボーカルの高い声が苦手
カラスは真っ白は好きでやくしまるえつことか相対性理論も好きだけどパスピエはボーカルの声が苦手で受け付けない
— せな (@sese_serori) June 26, 2018
ヤバいTシャツ屋さんの女の方の声とパスピエのボーカルの声が何度聴いても苦手
— 無敵要塞ザイガス (@R_miranic) October 21, 2017
ボーカルの大胡田なつきさんの声は、いわゆるアニメ声っぽいキュルっと?した可愛らしい高い声が特徴なので、「声が受け付けない」という人は一定数いそうです。
ただ、逆もしかりで
やくしまえるえつこさんとかパスピエみたいな、可愛い声の女性ボーカルさんが歌うほわほわした不思議な雰囲気の歌すごい好きなんですよね
— きりま🐰💙 (@nuts_Wal) August 3, 2022
高めの声で可愛い癖のある歌声が好きなんですねえ パスピエのボーカルさんとかもそう
— 謎生物農家つちのこきづち (@kizuchi613) November 27, 2021
という声もあり、「好き嫌いの分かれる声 = 大衆ウケではない = 売れにくい」のかも知れません。
(私はパスピエの曲も声も好きです!)
パスピエのおすすめ人気曲①S.S
「S.S」は、2013年にリリースされたメジャー1stアルバム『演出家出演』に収録。
- UFOがユラユラ飛ぶような浮遊感あるメロディーをはじめ、否応なしに耳に飛び込んでくる多彩で派手な鍵盤の音色
- 透き通るVo.大胡田さんのキャッチー且つプリティな歌声と歯切れのいい特徴的な歌い回し
- その鍵盤の影で存在感を放つ、躍動的な重低音ベースと軽快な4つ打ちビート
- 2番サビ終わりから加速感が徐々に増していくドラムに乗せ、矢継ぎ早に言葉を詰め込んでいくラスサビまでのアプローチ
パスピエのおすすめ人気曲②とおりゃんせ
「とおりゃんせ」は、2013年リリースの4作目の配信シングルで、メジャー2ndアルバム『幕の内ISM』に収録。
- イントロから耳にこびりつくほどループする、オルゴールのような神秘的なシンセのメロディー
- ほのかに郷愁感漂う和テイストなギターと躍動的なベース・タイトな4つ打ちが相乗し合う、ポップなのに中毒性の高いサウンド
- 中毒性を割増させるクリアーに響く可憐な美声
- ラスサビ後にAメロを持ってくる余韻を残したアレンジ
- 語感の響きがいいワードを並べ、「どんな意味だろう?」と聞き手に考える余地を残した不思議な歌詞
パスピエのおすすめ人気曲③MATATABISTEP
「MATATABISTEP」は、2014年リリースの3枚目シングルで、メジャー2ndアルバム『幕の内ISM』に収録。
- サイレンのような特徴的なシンセリフとゆったりとしたオリエンタルな音色がバランスよく重なり合う中毒性のあるメロディー
- タイトで軽やかな4つ打ち・跳ねまくるベースに乗せた、ほのかに「和」調な風味漂うダンサブルなサウンド
- 一緒になって歌いやすい茶目っ気のあるサビの「パッパッパリラ」のフレーズ
- 重厚な鍵盤のメロディーに乗せてしっとり切ない美声が響く叙情的なラスサビ前のアレンジ
パスピエのおすすめ人気曲④トキノワ
「トキノワ」は、2015年リリースの4枚目シングルで、メジャー3枚目のフルアルバム『娑婆ラバ(読み方:シャバラバ)』に収録。
- 学校のチャイムっぽいイントロのメロディー
- エフェクティブな効果音を絡めつつ、瑞々しく色彩豊かなシンセを軸に展開されるポップさ全開のサウンド
- タイアップ作「境界のRINNE」のストーリーに通ずる「輪廻の輪」をテーマにした大胡田節全開のリリック
- アニメのエンディングらしく、思わず口ずさみたくなるようなボカロ風の愛嬌あるキューティーな歌声
- サックスを思わせるギターソロから始まり、各楽器が音を重奏的に重ねていくドラマティックなラスサビ前のアンサンブル
パスピエのおすすめ人気曲⑤ヨアケマエ
「ヨアケマエ」は、2016年リリースの6枚目シングルで、メジャー4枚目のアルバム『&DNA(読み方:アンドディーエヌエー)』に収録。
- イントロから耳をジャックする東洋的な響きの派手な鍵盤の音色
- グルーヴィーなベースと緻密なドラムにエレクトリックなメロディーが乗る、聞くほどにクセになるダンスエレクトロサウンド
- アニメ声風の甘めでキャッチーな歌声
- 2番サビ終わりの骨太なロック感と凝縮したエレクトロ感を合わせ込んだアレンジ
- そのアレンジ後、ベースオンリーから歌・ギター・キーボードが織り重なっていくラスサビまでの秀逸なアプローチ
パスピエのおすすめ人気曲⑥マッカメッカ
「マッカメッカ」は、2018年リリースの通算6枚目のミニアルバム『ネオンと虎』に収録。
- 電子音系のシンセサウンドと高速4つ打ちビートが織り成す、聞き込むほどに曲の多彩さに引き込まれる聞き応え抜群のダンスロック
- 韻の踏まれた言葉をスピーディーに発していく、思わずノってしまうキャッチーなボーカル
- 哀愁あるアルペジオに乗せた、切なく響く透き通るCメロの高音ボイス
- そのCメロからテンポのいい跳ねるようなベースからスタートし、シンセ・ギター・ドラムが躍動感を増していくワクワク感を煽るアレンジ
パスピエのおすすめ人気曲⑦まだら
「まだら」は、2020年リリースの7枚目の配信シングルで、メジャー6枚目のアルバム『synonym(読み方:シノニム)』に収録。
- 一聴しただけでも耳に残る、不気味な雰囲気を帯びた鍵盤の音色
- 存在感のある揺れるように蠢くベース・不規則なリズムを高度に描き出すドラムのテクニックが光る、中毒性の高いミステリアスな1曲
- セオリー通りにスッと行かず、「ここでテンポが変わるの?」ってぐらい変拍子のフックが効いた巧妙な作曲センス
- 儚げに、繊細に響く切ない度マシマシのクリアーな美声
パスピエが売れないのは何故?聴いてほしいおすすめ人気曲まとめ
パスピエが売れない理由としては下の2つが大きいようです
と、ここまで紹介したものの、この記事をキッカケにパスピエを初めて知った人に向けておすすめの7曲を厳選してみました。
紹介した曲をためしに聞いてみて、パスピエ沼にハマっていただければ幸いです。
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