この記事でわかるコト
クリープハイプを語る上では欠かせない
心に刺さる失恋ソング9曲
全楽曲の中から失恋にフォーカスを当てて9曲にギュッと厳選してみました。(YouTubeでの試聴も可能です)
以下で紹介するクリープの失恋ソングを聴き、涙と共に気持ちをリセットさせ、新たな恋に踏み出すキッカケとなれば幸いです。
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クリープハイプの失恋ソング①愛の標識
「愛の標識」は、2012年リリースの1stアルバム『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』に収録。
- 続くと確信していた愛が終わった絶望を、あえてスピード感満載で表現した1曲
- 恋が終わることを微塵も考えていなかった男性目線の失恋ソング
- 絶望感を含んだ歌詞とは対照的な、疾走感のある軽快なメロディーライン
- 失恋を標識になぞらえて「行き止まり」と表現する、独創的な言葉選びが魅力の歌詞
- 切なさを増幅させるラストの「死ぬまで一生愛されてると思ってたよ」の語り
クリープハイプの失恋ソング②女の子
「女の子」は、2013年リリースの2ndアルバム『吹き零れる程のI、哀、愛』に収録。
- 「何を信じて推せばいいの?」と自分の手には入らないという、叶わない恋の絶望を歌った男目線のバラード
- 意中の女性とのデートを妄想しつつも、実はアイドルにガチ恋するオタクの悲壮を歌っている驚きのオチ
- 「君」の温もりじゃなく、雑誌の誌面の冷たさしか感じれない、心を抉るようにグサッと刺さる歌詞
- 歌詞の持つ雰囲気を一層引き立たせてくれる、哀愁漂うスローで渋めのサウンド感
クリープハイプの失恋ソング③百八円の恋
「百八円の恋」は、2014年リリースの6thシングルで、3rdアルバム『一つになれないなら、せめて二つだけでいよう』に収録。
- 恋人との別れにつきまとう余計な感情の傷つきを「痛い」という激しい言葉の連呼で表現した疾走ナンバー
- 曲冒頭のアカペラから一転して、叫びのようなパワーを込め、心情の揺れを表現するかのような激しいロックサウンド
- 好きになっただけで、余分についてきてしまう「痛み」を消費税と表現したり、“痛い”と”居たい”をかけたりする圧倒的な言葉のセンス
- アグレッシブなサウンドの陰に隠れがちだが、実はじっくり紐解いていくと失恋に対する共感性に溢れた歌詞
クリープハイプの失恋ソング④2LDK
「2LDK」は、2014年にリリースされた3rdアルバム『一つになれないなら、せめて二つだけでいよう』に収録。
- 別れに直面した生々しい感情を男女両面から表現しつつ、リアルな情景描写も交えて描いた切ないロックナンバー
- あえて舌足らずっぽく歌うクセの強い高音ボイスと、Bメロの転調のアクセントが光るスピード感のあるロックサウンド
- 「未だに考えてる」彼と、「今何考えてる」と問う彼女の対比が印象的な、2人の心のすれ違いを表現したドラマ性のある歌詞
- 今まさに別れの瞬間を表したような、スパッとキレ良く終わるラスト
クリープハイプのおすすめ曲⑤わすれもの
「わすれもの」は、2015年リリースの8thシングル『リバーシブルー』のカップリング曲。
- 「予感していた別れ」をクリープハイプらしいメロディックなサウンドに乗せ、すっきり爽やかに歌い上げた1曲
- 多用される「スカート」のフレーズから、青春のワンシーンを連想させる表現豊かな言葉選び
- 前向きな気持ちの中に見え隠れする感情の揺れを表現した、明るさと切なさが絶妙に交わったボーカル
- 青春時代の別れとともに削ぎ落ちてしまった感情の「わすれもの」を、文学小説チックに描写した描いた切ない歌詞
クリープハイプの失恋ソング⑥手
「手」は、2016年リリースの4thアルバム『世界観』に収録。
- クリーンギターの音色とアップテンポな8ビートに乗せて、別れた後悔と悲しみを女性目線で描いた1曲
- 「馬鹿はあたしだった」という言葉を繰り返し、自分の未熟さと後悔が滲む、自然と共感してしまう歌詞
- 失恋に沈む感情の爆発を違和感なく聴かせる、軽やかな聴き心地のストレートなロックサウンド
- ベッドの上でゴロゴロしながら思い巡らせる登場人物の女性が思い浮かんでしまう、多彩すぎる言葉の表現力
クリープハイプの失恋ソング⑦愛す
「愛す(読み方:ぶす)」は、2020年リリースの12thシングルで、6thアルバム『夜にしがみついて、朝で溶かして』に収録。
- 素直に愛を伝えきれず、恋が終わった男性の後悔を端的に表現した、ジャズっぽさを感じる新境地な1曲
- 派手な主張はしないが、曲の要所でしっかりと寄り添うギターと華やかなブラスの音色のギャップが魅力
- 夜に散歩しながら聴きたくなる、ゆるやかなテンポに乗ったムーディーで寂しげなメロディー
- 序盤の「蕎麦の月」と最後の「空には月」という言葉遊びが、彼女との離れてしまった距離感を天才的に表現
クリープハイプの失恋ソング⑧モノマネ
「モノマネ」は、2020年リリースの5作目の配信限定シングルで、6thアルバム『夜にしがみついて、朝で溶かして』に収録。
- 過去の同棲までした元彼との思い出を振り返りつつ、反省と後悔をありったけ詰め込んだ女性目線の切ない1曲
- 心地いいテンポで刻むギターがクセになる、自然とノってしまいたくなる爽やかなロックサウンド
- 恋人と共有する”何か”が幸せだったことを振り返る一方で、別れ際の涙を共有するには遅すぎたという後悔が胸に刺さる歌詞
- 彼とともに過ごす中で幸せだった「モノマネ」が悲しみになってしまったことを、自分自身で皮肉るようなストーリー性が天才的
クリープハイプの失恋ソング⑨ナイトオンザプラネット
「ナイトオンザプラネット」は、2021年リリースの8作目の配信限定シングルで、6thアルバム『夜にしがみついて、朝で溶かして』に収録。
- 「過去を反芻する女性の甘く切ない感情を、夜っぽいエモーショナルなサウンドで彩った1曲
- 「アレ」は付ける、「アレ」は飛べるなど、意味深な言葉遊びの中に、時間の経過をハッキリと感じさせてくれる綿密に作り込まれた歌詞
- 「夜」の深く穏やかな時間を思わせる、電子オルガンのムーディーで不思議なメロディー感が心地いい
- クリープハイプにしては珍しく、ラップっぽくリズム重視で言葉を発していくボーカルが印象的
- ふとした時に思い出して感傷に浸る女性の姿が鮮明に浮かぶ言葉の表現力
クリープハイプの失恋ソングまとめ
数あるクリープハイプの曲の中から失恋した心に寄り添ってくれるような9曲を厳選して紹介しました。
「思う存分泣きたい」「新たな恋に踏み出したい」など、別れの様々なシーンに合わせて「泣きたい時に聞くクリープハイプの失恋ソング集」として、この記事が役立てば幸いです。
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