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- おいしくるメロンパンってどんなバンド?
- どんな3人のメンバー?
- 入門としておすすめな曲教えて!
という人のために、この記事では「音楽の特徴」や「メンバー3人のプロフィール」、「入門におすすめな曲4選」や「バンド名の由来」まで、網羅的に紹介しています。(おすすめ曲は試聴も可)
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おいしくるメロンパンってどんなバンド?
おいしくるメロンパンは、2015年に結成された東京都内を中心に活動する3人組ロックバンドです。
活動開始からわずか1年足らずで「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016」への出演をかけたアマチュアアーティストコンテスト「RO69JACK 2016」で優勝を飾りました。
そんな華々しいスタートをきった彼らが「どんな音楽か」楽曲の特徴など、4つ挙げていきます。
爽やかで甘酸っぱいメロディーが光るタイトなギターロック
郷愁や寂寥感(せきりょうかん)が漂う爽やかで甘酸っぱいメロディーが光るタイトにまとまったギターロックが特徴です。
また、
- 聴けば聴くほど病みつきになるメロディー
- 小気味よくタイトに刻まれるリズム
- 躍動的で跳ねるようなベース
が合わさった楽曲性も魅力です。
透き通る清流のようなハイトーンボーカル
もの寂しい雰囲気を帯びたあどけない少年のような特徴的声質で歌うVoナカシマさんの透き通る清流のようなハイトーンボーカルも強力な武器です。
また、歌い方も様々で
- 起伏なく淡々としたテンションの歌い回し
- 声を張るように歌う高音パート
4人バンドにも負けない緻密で骨太なアンサンブル
個々の楽器がバランスよく組み合わさった、4ピースバンドにも引けを取らない緻密で骨太なアンサンブルもウリです。
スリーピース構成のため音に厚みがないと思われがちですが、
- ひねりの効いた音色を交ぜつつ軽やかに弾き鳴らすギター
- ファンクやジャズっぽさも感じるグルーヴィーなベース
- 手数の多さが耳を引くリズミカルなドラム
など、メンバーの高い演奏技術で補う骨太なアンサンブルは圧巻です。
想像力をかき立てる美しく洗練された歌詞
Voナカシマさんが綴った聞き手の想像力をかき立てる美しく洗練された歌詞も定評アリ。
歌詞には
- 色や香りといった五感をくすぐる言葉のチョイス
- 登場人物の心の揺らぎや葛藤、息遣いや胸の高鳴りまでもが伝わってくるような繊細な心情描写
おいしくるメロンパンのメンバー
おいしくるメロンパン、配信シングル『透明造花』を4/22にリリース&新アー写も解禁 https://t.co/EPzvnx9nBX
— rockinon.com (@rockinon_com) April 15, 2020
大学の友達同士で結成されたおいしくるメロンパンのメンバーを順に紹介していきます。
おいしくるメロンパンのボーカル&ギターナカシマ
ほとんどの曲の作詞作曲を担当し、打ち込みによる大まかなアレンジまで行うバンドの中心的存在。
おいしくるメロンパンを結成するまではバンドに属さず、1人で音楽制作をしていた過去アリ。
影響受けたアーティストはandymori、相対性理論。
おいしくるメロンパンのベース峯岸翔雪(みねぎし しょうせつ)
大学に入学後、高校の同級生であるドラムの原から「バンドをやりたい!」と連絡があり、大学の友達だったナカシマさんに声をかけバンドを結成させたバンドの発起人。
影響受けたアーティストはBLANKY JET CITY。
おいしくるメロンパンのドラム原駿太郎(はら しゅんたろう)
影響受けたアーティストはフジファブリック。
メガネがトレードマークで、手数の多いリズミカルな高速ドラムが魅力。
おいしくるメロンパンのバンド名の由来
峯岸と大学でよく一緒にいることがあって。その当時、ふたりのあいだで語呂のいい言葉を生み出すということが流行ってたんです。ある日メロンパンを食べたときに「メロンパンが美味しい状態である」ことを表す「おいしくるメロンパン」っていう言葉が生まれて、「いいの出たね」ってストックしていたんですよ。それでバンド組むってなって、バンド名決まらないから、ストックしていたあれ使おうってことで、おいしくるメロンパンになりました。
たまたまメロンパンを食べてて、「おいしい状態である」→「おいしくる」という、なんとも学生らしい発想から生まれたとのこと。
語呂のよさと一度見たときのインパクトは、バンド名として強いですね。
おいしくるメロンパンの入門におすすめな曲4選
おいしくるメロンパンの入門におすすめな4曲を順に紹介していきます。
全曲ともYouTubeに音源があり、試聴も可能なので好きな順にお聞きください。
おいしくるメロンパンのおすすめ曲①:色水
色水は、2016年リリースの1stミニアルバム『thirsty』に収録。
- 飄々としたテンションで歌い回していく、透明感のある個性的な少年ボイス
- 小気味のいい乾いたギターに手数の多いドラム、骨太なベースが絡み合う、瑞々しくもノスタルジックなサウンド
- 2番サビ直前の無音部分
- ブルーハワイのカキ氷が人肌で溶けていってしまう様を、「君」と「僕」の恋の終わりに重ねる文学的センスが印象的な切なく儚い歌詞
おいしくるメロンパンのおすすめ曲②:シュガーサーフ
シュガーサーフは、2016年リリースの1stミニアルバム『thirsty』に収録。
- イントロの波の音から一気に加速し、スリリングで焦燥感煽るような高速ロックサウンド
- ドライブ感のあるボリューミーなベースと細やかなシンバルが光る力感溢れるドラム
- 起伏の少ないテンションで歌う少年のような淀みないハイトーンボイス
- 三者それぞれの持ち味を出しながらアグレッシブに音を重ねていく長めの間奏のアンサンブル
おいしくるメロンパンのおすすめ曲③:look at the sea
look at the seaは、2017年リリースの2ndミニアルバム『indoor』にも収録。
- 厚みあるベースの音色に乗せた、海辺の軽やかな雰囲気が広がる爽やかでどこか懐かしさもあるサウンド
- ガラッと印象が変わる2番サビ終わりCメロのアレンジ
- リピートされるサビのフレーズが心地いいVoナカシマさんの女声とも取れる中性的な歌声
- あなたの言葉も、あなたの嘘も、あなたの重い嫉妬さえも愛おしく思う彼女への愛を綴った気持ち悪いほどメンヘラ度高めの歌詞
おいしくるメロンパンのおすすめ曲④:水葬
水葬は、2018年リリースの3rdミニアルバム『hameln』に収録。
- ゆったりムードから一転。スピード感・ロック感が増す切ない声が印象的なサビへの流れ
- 1曲を通して支える重々しい特徴的なベースとリズム多彩なドラム
- 2番Bメロ終わりの荒々しい合奏からの、いつもの中性的な声とは裏腹なエモい歌声
- 「鯨になりたい」と言っていた女の子の死を目の当たりにした主人公の、いたたまれない想いを綴ったストーリー性溢れる純文学的な歌詞
おいしくるメロンパンはどんなバンドか:まとめ
バンド『おいしくるメロンパン』の「音楽の特徴」や「3人のメンバー」、「入門におすすめな曲」までを紹介してきました。
この記事がおいしくるメロンパンを知るきっかけとなっていれば幸いです。
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