この記事では、「キタニタツヤさんがなぜ人気なのか?」これまでの経歴やプロフィール、現在の活動なども通して、天才と言われる所以に迫っていけたら、と思います。
曲を聴くだけでは満足できないコアなファン向けにレアな情報をお届けできたらうれしいです。
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キタニタツヤはなぜ天才と言われる?理由3つ
ソロシンガーとしてメジャーデビューも果たしたキタニタツヤ(本名:木谷竜也)さんが「天才」と称され、「なぜ人気なのか」理由は主に3つあります。
それぞれ深掘りしていきます。
キタニタツヤが天才と言われる理由①東大に現役合格した地頭があるから
公立中学から偏差値73の都立御三家と言われる「都立西高校」に進学したキタニさん。
金髪もOKな自由な校風で知られるこの高校に入学し、最初はアジカンのコピーバンドから音楽を始めたと言います。
その後は、
- 高1の10月にソロバンド「羊の群れは笑わない。」をスタート
- 新人発掘オーディション「みつばち軽音楽部」にも参加
- そのオーディションから生まれた3人組バンド「humanic」でベースボーカル
- この頃全盛期だった「VOCALOID」にもハマる
といった音楽漬けの毎日を送っていたものの一転。
「大学に行きたかった」という思いと
- 進学先は家から通える国公立大学縛り
- 浪人を許してくれそうな家計ではない
- 負担になるので予備校にも通えない
というプレッシャーの中、高3の1年間は音楽活動を控えて勉強に専念。
無事、東京大学文学部に現役合格したため、1年の勉強で東大に合格する地頭の良さが「天才」と言われる理由の一つでしょう。
Hitoma
キタニタツヤが天才と言われる理由②音楽しかない!ってほど音楽の才能が多岐に渡るから
キタニタツヤさんが手がける音楽プロジェクトは下の5つもあり、5つそれぞれで音楽の才能を発揮している点で「天才」と称してもおかしくありませんね。
- ボカロP「こんにちは谷田さん」としての活動
- 芸能事務所「スマイルカンパニー」所属の作曲家
- 「ヨルシカ」のサポートベーシスト
- 3人組バンド「sajou no hana」のベース&編曲担当
- 「キタニタツヤ」ソロとしての活動
まず頭角を表したのが東京大学に入学してすぐの5月に「こんにちは谷田さん」名義で始めたボカロPとしての活動。
ボカロPとしての1種のステータスである「殿堂入り10万回再生」を「芥の部屋は錆色に沈む」という曲で達成しました。
続いて、大学3年生の時からは芸能事務所「スマイルカンパニー」所属の作曲家としても活動をスタートさせ、
- WEST(旧ジャニーズWEST)
- 関ジャニ∞
- 私立恵比寿中学
といった有名音楽グループも含めて約30曲を楽曲提供する「作曲家としての一面」もあります。
そして、「ヨルシカ」バンドのサポートベーシストや3人組バンド「sajou no hana」のベース&編曲担当も担当するなど、ベーシストとしての活動も活発です。
しかも、これだけにとどまらず、「お前は作曲家(裏方)じゃなく、アーティスト(表に出る人)だと思っているよ」と言われ、ソロシンガーとしてもデビュー。
「音楽以外に趣味がない、音楽が仕事になっちゃった」とインタビューで語っていて、「キタニタツヤのソロ名義」も新しい趣味を始めた感覚なのだそうです。
Hitoma
キタニタツヤが天才と言われる理由③幼少期から音楽の素養が育まれた多様な音楽性があるから
キタニタツヤさんが天才と称される理由には「幼い頃から多彩に音楽に触れていた」というのが影響として大きそうです。
過去にインタビューで、最初に音楽に触れたのは小学生時代だったと言います。
音楽好きのお母さまの影響でスペシャ(スペースシャワーTV)が年中流れているようなご家庭だったこともあり、自然と音楽が好きになる素養は育まれていたのだそう。
特に耳にしていたのが「ニルヴァーナ」や「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」。
そして、いわゆる「邦ロック」に初めて触れたのが「ASIAN KUNG-FU GENERATION(アジカン)」。
キタニ少年が小2の時に見たアニメ『NARUTO -ナルト-』のオープニングから徐々にのめり込み、その後、最初にハマったのが「VOLA& THE ORIENTAL MACHINE」などの洋楽をルーツとするロックだったと言います。
また、ライブデビューも小学生の頃で、ロックフェス『ARABAKI ROCK FEST.』で見た「MO’SOME TONEBENDER」を特に気にいり、この頃から漠然と「大人になったら音楽やるんだ」と思い描いていたとのこと。
(ランドセルにはELLE GARDENのステッカーを貼っていたとの情報もあり幅広いですね…)
キタニタツヤという天才を生んだ影響を受けたアーティストやルーツ
音楽好きのお母さまの影響から「ニルヴァーナ」や「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」などの海外のロックも耳にしていたそう。
その一方で、小学校のころから「ASIAN KUNG-FU GENERATION」を筆頭に、
- 8otto
- VOLA& THE ORIENTAL MACHINE
といった洋楽をルーツとする日本のロックも好きで、高校に入ると
- People In The Box
- the cabs
などのマスロックもよくカバーしていたとのこと。
そして、VOCALOIDにも曲作りのルーツがあり、
- ニコ動界で人気の「カゲロウデイズ」で知られるじん(自然の敵P)
- 「ローリンガール」や「裏表ラバーズ」などの名曲を生んだwowaka(現実逃避P)
などのボカロPからも多大なる影響を受けている。
また、ベーシストという括りでいうと
- アジカンの山田貴洋さん
- 8ottoのTORAさん
- VOLA & THE ORIENTAL MACHINEの有江嘉典さん
のほか旧ミッシェルメンバーで、現在は「the HIATUS」でベースを弾くウエノコウジさんらが好きで、高校時代によくコピーしていたそう。
他にも
- the 1975のマシュー・ヒーリー
- マイケル・ジャクソン
- デヴィッド・ボウイ
といった名だたるロックシンガーを始め、桑田佳祐さんのような存在感のあるシンガーにも憧れ&魅力を感じるとのこと。
東大卒の天才・キタニタツヤの基本プロフィール
生年月日 | 1996年(平成8年)2月28日 |
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出身地 | 東京都 杉並区 |
身長 | 178cm |
出身高校 | 東京都立西高等学校 |
出身大学 | 東京大学 |
キタニタツヤ(本名:木谷竜也)さんは年齢は27歳。
高1の頃から音楽活動をしている傍らで、学業の方も成績優秀。
東京大学・文学部出身(美学芸術学研究室)のインテリな面も持ち合わせています。
また、キタニさんのパーソナルな部分でいうと、年間500冊以上の漫画を購入するほどの大の漫画好きで知られ、
- 芦奈野 ひとし
- 板垣 巴留
- 大童 澄瞳
- 久保 帯人
- 松本 大洋
といった方を好きな漫画家に挙げている。
その一方で、大人気YouTuberグループ「東海オンエア」のファンであることも公言しており、メンバーのとしみつさんとTHE FIRST TAKEの企画で電話対談したことがある。
キタニタツヤが天才と言われるワケは東大卒でありながら音楽表現が多岐に渡るから!
以上、ボカロPとしても、ソロシンガーとしても、ベーシストとしても輝きを放つキタニタツヤさんのこれまでの経歴と影響を受けたアーティスト、音楽的なルーツなどについてまとめました。
小学校時代から自然と培われた音楽素養とボカロ文化の融合、東大に現役合格する地頭のよさと努力を怠らないハングリー精神など、いろいろなことを総合して天才・キタニタツヤが生まれたのかも知れませんね!